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第一回 泉佐野市T様

飲食店のオーナー様 今回ゲストハウスを建てられるにあたり、ご縁があってLivesCOREにて家具・インテリア用品を選んで頂きました。
ゲストハウスについて、さらに趣味のことなど、お話を聞かせて頂きました。

リブズコア店長:なぜゲストハウスを造られたのですか?

T様:日頃からお世話になっている方に、気を遣わさないようにと思い造りました。
本宅では、生活している中にお客様が
来て頂くので、家族に対してお客様が気を遣われる。
外食しながらだと、お店の営業時間も気になるし、周りが騒がしかったりすると落ち着いて話しができない。ならばこのかたちが一番濃い話ができると思いました。


リブズコア店長:家具選びのポイントを聞かせてください。

T様:商品というより売り手の思いが決め手でした。家具に対する思いというのは買う側の私も販売される店側と同じなんだと思います。
どんなお店もあたかもお客さんに商品を選ばせているようだけれども、実は店側の好みで商品を揃え、店側の選んだ商品を売っているのだと思います。リブズコアに入ると、リブズコアの好みと性格が店舗に出ているでしょ。それはどこのお店もそうなんです。ただ、リブズコアは量販店とは違い家具に携わっている仕事が好きで、家具に対する知識と愛情、思い入れが買い手の私に強く伝わってきたので、同じ商品が他の店(量販店など)にあったとしてもリブズコアで買おうと思わせてくれました。そういうことが買い手からすると気持ちいいものなんですよ。こちらの気持ちが伝わり、私が

漠然とイメージしているものを形にし、提案してくれる。そこにも家具に対する思いの強さが表れていたと思いますよ。家具だけでなく何を買う時も、自分だけのものならば自分自身の好みだけを押し通せばいいんだと思うんですが、今回は自分の部屋ではなく、人を招くところに置く家具なので、自分の好みだけじゃいけないと思うんです。だから私は、リブズコアのみなさんも含め、第三者に「これいいと思うんやけど、どう思う?」と聞くんですよ。その答えが「これはいいですよ!」なら買う。「そりゃ好みもありますからね」なんて返されると、やめとこってなるんです。訪ねてきてくれた方が家具を見て、「あっええやん。」って思ってくれるのがいいことで、それが自分の趣味とは違ってもそれは正解なんだと思うんですよ。
服にしても自分の好みで選んだものより、娘が「パパ、これが似合う」と選んでくれたもののほうが、周りからのウケもいいんですよ(笑)


リブズコア店長:ウォーターベッドにされた理由

T様:普段みなさんが使ってないだろう。言い方をかえれば、いいものですが一番売れていない商品ではないかと思います。価格のことだけではなく、住宅事情などで置けないこともあると思いますし。そうなれば希少価値があるものだと考えられるのです。ゲストハウスという非日常の世界にはピッタリだと思いますよ。

リブズコア店長:今回別注で作らせていただいた座敷机。リブズコアからしてもほんとによく出来たと思っていますが、いかがだったでしょうか?

T様:この座敷机はひとことで言いますと、「テーブルらしくないテーブル。」
今回の座敷机はゲストに食事をしていただくテーブルなのですが、食事をするという点から見ればボコボコしている浮造りはダメだと思うんです。それをあえてテーブルにするのが「いい意味での違和感」なんだと思います。それが家具の魅力じゃないですか。ボコボコだからこそコップを置くにも普段よりちょっと丁寧に置く。食器を引きずるとキズがつくということを自然に人間って分かると思うんです。このテーブルを入れて、人って普段の何気ない作法が実は物を痛めていること大事にしてないことを気づかせてくれ、いつもとは違う空気で食事ができるので大変良かったと思っています。

リブズコア店長:「ゲストハウスには楽しいことがたくさんありますが、最後はモノではなくて人間だと思うので、僕自身を分かっていただいて、楽しんでもらいたいと思います。」と締めくくられ、ゲストハウスについての質問は終わります。

リブズコア店長:続きまして、ご趣味について聞かせてください。

リブズコア店長:車・バイクが大好きと伺っております。

T様:軽四から始まりまして、セダンとスポーツカーばかり乗っています。安定性が好きなんです。外車が好きなのは、足まわりですね。国産車は案外見える部分にお金をかけていますよね。外車は目に見えない部分にお金をかけているんですよ。例えて言えば、タイヤの裏っ側、バネ、サスペンションなどにとんでもない費用を使っているんですよ。乗り心地は、硬いですが、スピードをあげてのコーナリングのときはハッキリ違いがでるんですよ安定感が。

リブズコア店長:いろんな車に乗られても、今後乗りたい車ってまだありますか?


T様:まだまだ山ほどありますよ(笑)まず目先にスポーツカーを買い替えるならアストンマーチン。究極はブガッティやランボルギーニ。言い出すとキリがありませんよ(笑)

リブズコア店長:もうひとつの趣味 映画について聞かせてください。なぜ映画が好きなんですか?

T様:映画って娯楽でしょ。その映画が2時間ならば、2時間のあいだは何もかも忘れて入り込める。無意識に引き込まれる。ってことが映画の魅力ではないでしょうか。テレビのニュースやバラエティーだと僕、意見を言ってしまうんです。観ながら賛同したり、文句を言ったり。それって短編だからでしょうね。短編だからこそその都度意見を言いたくさせるんでしょうね。映画って2時間の最後までどうなるか分かりませんし、意見を言わせないんですよ。終わってから最後におもろい映画やったとかおもろなかったと言えるんです。2時間黙らすのってスゴイと思いませんか?

リブズコア店長:今まで観られた中で一番よかった映画は?

T様:ベン・ハーです。だいぶ古いですけど。
あの時代にあれだけのエキストラを使い、すべて生身の人間がやっているところがすごいですよ。
今ならハイテクを駆使し、CGで合成なんて簡単にできるでしょ。しかしあの時代にあの大群をまとめた監督、指揮者からエキストラの人々までが一体となって作り上げられたと思うと圧巻です。

リブズコア店長:俳優や監督の直筆のサインや映画にまつわるオブジェに驚かされています。なぜ集めようと思われたんですか?

T様:それは単純に一点モノだからですよ。エリザベステーラーから始まったんですよ。スパイダーマンは日本での記者会見の場で、監督、出演者と並んでいたものなんですよ。

リブズコア店長:お家中のクレクションの数々と、映画についてのお話を伺い、改めて映画のすばらしさを教えていただきました。
そして最後の質問となりました。

リブズコア店長:最後に、ほんと仲のいいご夫婦ですよね。なにか秘訣はありますか?

T様:憧れですけど、アメリカ映画ではよく電話なんかで「愛してるよ。」「私もよ。」というセリフがあるでしょ。でもそれを日本ですると、「なに言うて〜〜ん。」みたいな雰囲気になるんですよね。でもアメリカでは逆で、それを言わないのは良い旦那、よい人間ではないとみられるんですよ。
僕は独身時代に彼女との恋愛から始まって、当然この人と結婚したいと思って結婚しているんですから、やはり、その一番近くに居てくれるこの人を幸せにできなくて、部下や他人を幸せにできるはずがない。「家族を大事にできないヤツが部下を持つんじゃない。」って会社でも話すんですよ。
これもまた映画の話になりますが、洋画ですとリビングのソファに親子で並んで座る時って夫婦が

真ん中に座って、その両側に子供が座るんですよ。日本では逆で、子供を挟むように親がすわるでしょ。僕は前者のほうがかっこいいと思うんです。そして子供たちもそんな僕を見て育つので、当然同じような行動をとりますよね。そういう欧米の考え方が夫婦や家族が仲の良い秘訣なんだと思います。

リブズコア店長:毎日お忙しいご主人様ですが、快くインタビューを受けていただき、内容もホントに為になるお話でした。住空間をご提供することで、こんなに素晴らしいご夫婦と出会えたことに私たちリブズコアのスタッフ一同感謝しております。ありがとうございました。

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